豆知識 of one bodyboards2

ONEボディボードは、あなたに合った世界に1本のボードが作れます。

ボードについてのマメ知識

これからボディボードの選ぶ基準をいくつかに分けて説明します。ここで注意したいのが、例えば、「ノーズが狭いとテイクオフが早くなる」と聞いて単純にテイクオフ早くしたいから「ノーズ細くして下さい」と単純に考えるのではなく、大切なのはバランスの良いボードを選ぶ様にしましょう。

自分に合ったボード選びに、一番大切なのがボードの長さです。これが合っていないとテイクオフすら出来ないし、ひどい場合は、ボードの上でバランスをとる事も出来ません。この様なボードを選んでしまった人は、最初からハンデを背負ってボディボードをはじめたと言う事になります。


次に、大切なのは、幅と厚さです。一言に幅と言っても奥が深く、ノーズ幅・テール幅・ワイデスト幅(ボードの一番広い幅の所)の3つがあり、このそれぞれのバランスで大きい波・小さい波に適したボードが決まります。厚さは、体重とその人の技量で決まります。よくあるのが、上手な人が、ペラペラの薄いボードを好んで乗ったりしています。それは上手だから乗れるだけで、下手に真似して乗ると沖から岸までキックしっぱなしの疲れるだけのライディングになってしまいます。

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ここに3つのノーズ幅・テール幅・ワイデスト幅の同じボードの絵があります。すぐ見て分かる様に全て同じ長さでも見た目が、まったく違う物になるのが、分かってもらえると思います。

①は、肘のつく所よりワイデスト幅が上にあり、テールにかけて長く直線的になるのでスピードの事だけを考えればこんなアウトラインになるでしょう。

②は、肘のつく所ぐらいにりワイデスト幅があり、①に比べてアウトラインが全体的に丸くなりコントロールがしやすい最もオーソドックスなアウトラインです。

③は、こんなアウトラインのボードは、無いと思いますがどちらかと言えば重心が後に来るドロップニースタイルに向いていると思います


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これも少しおおげさな絵ですけどこれらは、レールの割合の説明する為の絵です。

これらの絵すべて、ボードの厚さを10とすると5:5のよく聞くフィフティーレールです。見て分かる様に①以外は、使い物にならないと思います。

ここで言いたいのは、ロクヨン・ナナサンとか、色々とレールの割合がありますが、割合だけでは、②や③の様になる可能性もあります。(無いとは、思うけど)なのでもう1つ大切なのがレールの角度になります。



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この絵は、ボードの大きい波用、小さい波用にアウトラインを変える例です。

青いボードは、今自分が乗っているボードとして考えて下さい
それを基準に、小さい波に合わせたいと思ったら赤いボードの様にテール幅の広いボードにします。その逆に、大きい波でもっとターンを楽にしたいと考えると黄色ボードの様にテール幅を狭めたボードになります。それにテール形状やノーズ形状を変える事で、ボードの性能はまた大きく変化します。

これを見て分かる様に、一本自分の基本となるボードを作り、そのボードを基準にして、次のボードを決める事が出来るのも、カスタムオーダーボードの良い所です。

これらの説明は、ほんの一例にすぎません。
今までの説明を組み合わせる事により、あなたに合うボディボードが必ず見つけられると思います。